12月12日(金)晴
那智駅に車を置いて、今日出発の紀伊田原駅までJRで行くつもりで8時過ぎの列車に乗った。これが勝浦行きで、その後の連絡がない。勝浦駅で1時間半も無駄な時間を過ごし、結局歩き始めは10時を過ぎていた。 |
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田原駅から昨日歩いた道を引き返し、上田原から八郎峠に登る道をとるが、県道から峠道に入るところの大辺路道標の角度が悪いため少し分かりにくい。登り道は緩やかで歩きやすい。
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やがて見通しのよいところに出る。この左端のピークが八郎山だそうだ。
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やがて八郎峠に到着。Tさんに待ってもらって八郎山を往復してから昼食にする。
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野葉の木というところにある標識がわかりにくい。中里は尾根伝い、中里麓地蔵は右へ下るように書いてある。また尾根と並行に大辺路街道と書いてある。
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ガイドブックには中里方面に下れと書いてあるので、標識に従って尾根を行くとシダが生い茂って道が見えない。約1時間シダと戦い、尾根を下る。
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結局野葉の木から1時間以上かかって中里麓地蔵に着く。まっすぐこちらに来れば10分かからずに着いただろう。
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人家のあるところまで下るとあちこちで道を尋ね、大泰寺参道口、諏訪神社を経て市屋峠を目指す。
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峠を下るとグリーンピア南紀という看板のある公園のようなきれいな場所を過ぎて、与根河池の横を通り過ぎる。
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まだ急な登りが続くなあと思っていたらまた峠があり、二河坂峠と書いてあった。
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杉林の中を下って小さな川を越えると車の通る道に出る。
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車道を歩いて、ゆりの山温泉というところを過ぎるとまもなくゆかし潟が見えてくる。
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まもなくゆかし潟の西を大きく回って国道に出るが、湯川トンネル手前で国道とそれて今日最後の峠である駿田(スルダ)峠に向かう。もうかなり暗く、下りの道が心配。
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峠の下り道は道幅も広く、よく踏まれた緩やかな道路で暗くても歩くのに苦労せず助かる。勝浦観光ホテルの前を通って国道に出ると、大辺路と書いて簡単な地図が書いてあるがどこを通れという指示はない。一番分かりやすい国道を通って浜ノ宮に向かう。
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浜ノ宮王子に着く頃はもう真っ暗で、この境内にあるという大辺路の終点を示す振分石を探すが,暗くてよく分からない。次回、速玉神社からここまで歩いて、そのときに探そう。
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