重畳山(カサネヤマ)と八郎山(和歌山)

map map

2008.12.11〜12.12
同行者 D.Tさん
12.11 紀伊姫駅07:50−09:45親王寺参道口−10:05重畳山−以下大辺路7へ
12.12 紀伊田原駅10:05−11:50八郎峠−12:00八郎山−12:10八郎峠−以下大辺路8へ

写真枠に×が出て写真が出ないときは再読み込みして下さい。(写真をクリックすると拡大されます)

熊野古道・大辺路を歩いていて、重畳山(カサネヤマ)と八郎山の近くを通った。古道は山頂を通らないが、近くを通るのでこれらの山頂に立ち寄った。山渓の「和歌山県の山」にはどちらの山も紹介されているので、和歌山県の代表的な山の一つと思い、古道とは別にここに記す。特に八郎山の方は標高僅か250mしかないのに一等三角点があり、360度の展望が楽しめた。添付Mapは山頂部のみを記している。広範囲のMapは熊野古道の大辺路7と大辺路8のMapを参照されたい。

12月11日(木)晴
紀伊姫駅から伊串集落を通って山手に入ってしばらく行くと「重畳山」(カサネヤマ)と書いた道標が出ている。
捨町石を過ぎて階段ばかりの急坂を登って行くと前方に重畳山が見えてくる
重畳山の標識 重畳山が見えてくる
 
車道に出て右に行くと親王寺、左に行くと地図では重畳山への登路が記してあるのでまず左に折れる。間もなく道が大きく左に張り出したところが少し広場になっていて休憩小屋も立っており、すぐ眼下に大島が見えてとても眺めがよい。太陽の方角なのであまりはっきり見なかったが、ガイドブックによると橋杭岩まで見えるそうだ。
すぐ横には瀧見台へ行く道が書いてあり、ますます重畳山への登路が記されているあたりだ。
大島が見える 瀧見台の分岐
 
「多目的広場」に上がる階段ならあるのだが、重畳山への登路が見つからない。仕方ないので親王寺のほうへ行く。親王寺の本堂とその上にある重畳山神社をすぎて少し行くと、コンクリート製の柱で囲った遊歩道が見つかる。
親王寺本殿 重畳山神社
 
遊歩道を登って行くと間もなく突き当たり、少し左手に入ると三等三角点が立っている。全く見晴しはなく、大きな石ころが積み重なり、シダも生い茂っていて何となく汚らしい頂上だ。山名板も一つも掛かってなく、あまり人も来ないのだろう。
遊歩道 重畳山頂上
 
下りは親王寺参道を引き返し、熊野古道・大辺路7のコースに出る。

12月12日(金)晴
熊野古道・大辺路8にしたがい、途中八郎山を見ながら八郎峠まで上がる。八郎峠には祠が祀ってある。

左のピークが八郎山 八郎峠にお地蔵さんが祀られている
 
ここから八郎山を往復する。かなり急なコースもあり、思ったより長い。途中ロープを頼りに岩場を登るところがあり、ここは下りのほうが時間がかかった。頂上は平らな広場になっており、シダで気がつかなかったが一等三角点が立っているそうだ・
ロープの張られた岩場 八郎山頂上
 
頂上からは360度の展望で、北には那智連山、南は大島がよく見える。この山は来る人が多いのか、あちこちに山名板がかけられていた。
北は那智連山 南は大島
 
下りは太郎峠まで引き返し、以下は熊野古道・大辺路8を参照。

年代順  ホームへ  
inserted by FC2 system