【関西百名山】エビのシッポを見に高見山へ(奈良、三重)

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2009.01.16
同行者 紀のタマちゃん
01.16 杉谷登山口10:45−11:50小峠−12:50笛吹岩(展望台)−13:05頂上展望台14:00−14:50小峠−15:45杉谷登山口

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1月16日(金)晴一時曇
長く続いた寒波の切れ目の瞬間を狙って高見山に出かけた。最初、登り口の杉谷の三叉路と間違って室生に行く道との三叉路に車を止め、アイゼンも着けたが登り口がない。そんなミスで登山開始がかなり遅くなってしまった。杉谷の民家の間から杉林の中を登っていき、尾根に出ると右手に台高山脈の北端が見えてくる。ここまで来ると暑くなって、フリースやコートを脱いでしまう。
杉谷登山口 尾根に出ると台高山脈が見えてくる
 
尾根は日当りもよいので地面が露出しアイゼンでは歩きにくいが、そのまま登って行くと徐々に雪が深くなる。このあたりの雪は横殴りに降るので、杉の幹に雪がこびりついている。登山開始が遅かったので、朝早く登った人がもう下りてくる。上の様子を聞くと「ガスと風で寒くて長くは居られない」そうだ。しばらく行くと小峠に出る。
杉の幹に雪がこびりついている 小峠
 
小峠から鳥居をくぐって階段を登った後、乳岩の看板があるところまで急な登りが続く。乳岩からほんのわずかで平野の分岐点に出る。
乳岩 杉谷平野分岐
 
揺るぎ岩を過ぎ、笛吹岩まで来ると展望台のようになった場所があり、台高山脈と雪に埋もれた高見山の山腹がよく見える。このあたりまで来るとかなり雲も少なくなって日が照っている。
笛吹き岩から見る台高山脈 高見山の山腹
 
もう頂上は近く、急斜面を一登りすると風も強くなってエビのシッポができている。これを狙って三脚を持ったカメラマンがたくさん居るが、寒いのでとにかく頂上の避難小屋に逃げ込む。
エビのシッポを狙うカメラマン 頂上避難小屋
 
小屋の中で再度フリースなどを着込み、ラーメンを炊いておにぎりを食べ、体を温める。その後高見神社の写真を撮って頂上から周囲の山を見る。東に三峰山が見え、北側の倶留尊の火山帯方面は少しもやっていて、あまりはっきり見えない。
高見神社 三峰山
 
三脚で写真を撮っている人たちはすぐ近くの大峠から来た人たちで帰りも楽だが、杉谷から来た我々はもう下らねばならない。エビのシッポの写真を少し撮ってから下る。
エビのシッポ エビのシッポ
 
登りは曇っていたが帰りはよく晴れているので、樹林帯の中も明るい。
帰りの樹林帯 帰りの樹林帯
 
下山するとやはり我々が一番遅く、来たときはたくさん停まっていた車が全部なくなっている。すぐ近くの東吉野温泉に入ったが、ここも他に客はおらず貸しきり状態。ゆっくりと汗を流してから帰る。

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