熊野古道・中辺路4 速玉大社−浜の宮(和歌山)

1.田辺−滝尻  2.滝尻−近露  3.近露−本宮−湯ノ峰温泉  4.速玉大社−浜ノ宮 
(5).浜ノ宮−那智大社  5.浜ノ宮−小和瀬(大雲取越え)  6.小和瀬−本宮(小雲取越え) 

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2009.04.18
同行者 ダイちゃん
04.18 7:30速玉大社7:40−8:35浜王子−10:00高野坂展望台−11:15佐野王子−11:40宇久井駅(昼食)12:05−12:25小狗子峠−12:45大狗子峠−13:25浜の宮

4月18日(土)曇後晴
熊野速玉大社入口 車を那智駅に置き、新宮駅行きバスで権現さんで降りると熊野速玉大社はすぐ近くにある。
熊野速玉大社 朝早いため人影は見えないが、本殿内で神主が祝詞を挙げている最中なので、拍手を打つのも少し躊躇する。
丹鶴公園入口 速玉大社から新宮駅に向かう道を歩き、途中で駅のほうに曲がらず直進すると小高いところに新宮城址(丹鶴城址)があり、今は丹鶴公園として整備されているそうだ。
阿須賀神社 最初の立ち寄り点、阿須賀神社に着く。阿須賀神社は速玉大社ときわめて関係が深く、「古きこと熊野一なり」と記されているらしい。
道標 熊野古道のコースには「熊野速玉大社→阿須賀神社→王子神社(浜王子跡)→高野坂→佐野王子跡」と書いた道標が路面にあるが、こんな立派なものでなくてよいのでもっと見やすい簡単な道標が分岐点に欲しい。
浜王子 浜王子というより王子神社というほうがよく通るのかもしれないが、この神社では子供が遊んでいた。
海岸 浜王子の後、車道のガードをくぐって海岸に出なければならないが、工事中でガード下が通れない。少し迷った後海岸の堤防上の道に出る。堤防上の道はすぐ海岸に下り、後は砂浜を歩かなければならない。短距離を歩くのならいいが長距離の砂浜歩きは大変だ。
堤防の内側は線路だが、堤防に上がる階段があったので上がってみると、線路に沿ってよく踏まれた踏み跡が続いている。向こうから夫婦連れが歩いてくるので我々もこの踏み跡を歩いたが、その後も何人かとすれ違い、付近の人の散歩道として使われているようだ。
高野坂 小さな川の手前で男性が休んでいたので高野坂の場所を尋ねると、ちょうど線路を渡ったところが登り口らしい。登り口は最近整備され、立派な看板も立っている。高野坂は緩やかな登りで、石を組んだ階段状になっている。途中にお地蔵さんが立っている。
展望台 金光稲荷神社を過ぎると展望台に行く道があり、行ってみる。畑のそばや明るい森の中を通っていくと、木製の展望台がある。木がよく茂っているので、熊野灘方面の見通しはあまりよくなかった。
石畳の坂を下ると三輪崎の町に入る。あちこちで道を聞きながらいく。そのうち、曲がり角のたびにバイクの男性が現れて道を教えてくれるので大助かり。やがて国道と合流し、国道沿いに歩く。
佐野王子 国道から少し入ったところにスーパーや各種郊外店が並んだところを過ぎると、国道に面して佐野王子がある。本当に国道に面していて少し高くなっているので、離れて全体像を撮るのは難しい。
宇久井駅 その後も国道沿いに歩くと宇久井駅に着く。無人駅だが待合室にはベンチがあるので、ここで昼食にする。
小狗子峠 その後国道からそれて踏み切りを渡り、熊野古道の標識に沿って歩くと小狗子峠を越える。
大狗子峠 いったん国道に出るが、また標識に従って大狗子峠を越える。どちらの峠もたいした登りはなく、わずかな登りで越えられる。
浜の宮王子 那智駅の少し手前から山側に入る道を行くと、大きな楠が茂る浜の宮王子に着く。
補陀洛山寺 浜の宮王子の隣には、この王子の守護寺である補陀洛山寺がある。海の向こうの浄土を求めて、小船の狭い空間に閉じ込められて出航していった渡海僧で有名なところだ。渡海僧が乗った船も展示してある。
まだ時間も早く、今日はそれほど歩いていないが何故か体が重い。大門坂は明日にしよう。

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