熊野古道・紀伊路2(住吉大社−鳳)(和歌山)

1.八軒屋−住吉大社  2.住吉大社-鳳  3.鳳-東貝塚  4.東貝塚−泉佐野 
5.泉佐野−山中渓  6.山中渓−布施屋  7.布施屋−海南  8.海南−紀伊宮原 
9.紀伊宮原−紀伊内原  10.紀伊内原−切目  11.切目−南部  12.南部−田辺 
番外和泉鳥取−地蔵堂王子跡

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2010.10.15

10.15 住吉大社9:55−10:25津守王子−11:15境皇子−12:00仁徳天皇陵12:35−14:30大鳥大社−14:45鳳駅

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10月15日(金)晴
住吉大社 住吉大社駅で降りると山手正面に住吉大社の鳥居が見える。前回住吉大社から駅までの間でうろうろしたのがウソのよう。住吉大社にお参りしてから歩き始める。
ここからスタート 住吉大社の横から出て、通行人に道を尋ねながら前回歩いた一方通行に入る交差点まで出て、今日はここからスタート。車の多い細い道を歩いて行く。
マンホール 住吉東駅の近くはシャッターの閉まった商店街、それが過ぎると住宅街の中を行く。路面のマンホールに「熊野かいどう」と書いてあり、昔の絵図面のような柄が描いてあってなかなか興味深い。
津守王子 沢ノ町駅のところで高野線を横切って止止呂賣命(トドロキヒメミコト)に向かう。津守王子は墨江小学校のあたりにあったが今はこの神社に合祀されているという。この神社は、今は若松さんとして親しまれているそうだ。
大和川 その後わずかにショートカットして熊野街道に戻り、ずっと直進すると大和川に着く。右折れして阿倍野筋の橋を渡る。
境王子 橋を渡り切ると阪神高速の工事でこの辺りは掘り返されている。熊野街道もどこか分からなくなったので、外れたのを承知で大和川沿いに高野線のところまで歩き、線路沿いに浅香山駅に出る。ここからは熊野街道で浅香山病院の前を通り、大阪刑務所の高い壁のあるところを右折れすると境王子跡の石碑が建っている。
反生天皇陵 ここから南下すると反生天皇陵の横を回って仁徳天皇陵に向かう道だが、道路と反生天皇陵の間には民家が建っており、天皇陵はあまりよく見えない。濠の見える場所は全くなかった。
仁徳天皇陵 この後道が分からなくなる。大阪府が発行している熊野街道の地図もこの辺りはかなりいい加減で、通行人に聞いてもこっちの方向ですと指差してくれるだけ。中学生に聞いてもはっきりしない。実際のルートよりかなり東寄りのところで中央環状線にぶつかり、熊野街道に指定されている陸橋を渡り、仁徳天皇陵の横に出る。
御陵正面 仁徳天皇陵の横を回って大仙公園に出る。堺をずいぶん車で走り回ったが、ここを通るのは暗くなってからで、昼間の大仙公園を見るのは初めて。少し遠回りして御陵の正面まで行き、横のレストランで昼食を済ませる。
道標 御陵通りを海に向かい南宋寺の裏を通って御陵前の一つ手前の交差点を左に入る。久しぶりに熊野街道の石碑を見るが、「八軒屋から…km」の表示がなくなって「平成九年三月 堺市」と書いてある。
石津神社 間もなく国道26号と合流して石津神社の前を通る。浜寺には石津太(イワツタ)神社というのがあり、どちらも日本最古の戎宮と名乗っている。この後すぐ26号と別れて直進する道を行く。
石津川 国道は右にカーブしていくが、国道と別れてまっすぐ行くと石津川を渡る。汚い川だが、家が立て込んでいる中に川があるというのはなぜかホッとする。
道しるべ まっすぐの道を歩いていくと神石市之町という五差路の複雑な交差点があり、ここに熊野街道の道しるべが立っている。これと同じ道しるべは大仙公園の近くにもあったと思う。
大鳥大社 大鳥大社は、大和武尊の魂が白鳥になって最後にとどまった地で社を建てて祀ったとされている。参道の左側はうっそうとした森になっている。菖蒲園もあるそうだが、参道を歩いているだけではどこにあるのか分からなかった。
JR鳳駅がすぐ近くにあり、今日はここまで。

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