5月6日(金)晴 |
|
桜井駅前通りをまっすぐ北上し、突き当たりを右折れすると区画整理ができていない道を通って一つ東の通りに出る。これを進むと大和川を渡り、三輪山がよく見える。
|
|
伊勢本街道に入ってすぐ左手に金屋石仏の案内板があるので行ってみる。同じような像に見えるが、説明板によると右が釈迦、左が弥勒と推定されているそうだ。また右側の石は、石棺の蓋であろうと記されている。
|
|
大和川沿いの道に「仏教伝来の地」と書いた大きな石碑が立っている。ここが大和朝廷の中心地で、大和朝廷と交渉を持つ国々の使節が発着する港であったらしい。仏教伝来の百済の使節もこの地に上陸したと案内板には記されている。
|
|
国道に並行して走る伊勢本街道は昔ながらの家が立ち並び、もう改築された家も多いが、今でも屋根裏には昔のお宝が並んでいるような家もよく目につく。
|
|
旧街道を歩いていいると白山神社の標識があり、狭い路地を抜けると国道でその先のほうに白山神社が見える。神社に行ってみたが鳥居がない。おかしいなと思ったら鳥居は旧街道に立っていて、旧街道から国道までの間が参道になっている。これなら路地を通る必要もないのに、無駄な標識だ。
|
|
この先に十二柱神社があり、説明書によると台座を力士像が支える非常に珍しい狛犬があると書いてある。確かに入口に近いほうの狛犬の台座を力士像が支えている。これは説明書きがないと気が付かない。
|
|
国道が右に大きくカーブするするところを直進すると長谷寺に向かう。この辺りの国道両側には駐車場が並び、一生懸命車を呼び込んでいる。一日千円は高いなあ。
|
|
土産物屋が並ぶ参道に入ると中ほどにくさ餅の看板と並んで「右 いせみち」と記した石の道標が立っている。帰りはここを入らねばならない。
|
|
参道が左に曲がるところを直進すると長い石段が続いている。これを登っていくと上に与儀天満宮があった。眼前に長谷寺が見えている。
|
| 裏参道を下ると長谷寺の横手に出てちょうど500円で券を売っているところに出る。入場券を買って中に入ると本堂まで長い回廊が続いている。まだ連休の週だが今日は平日に当たるため人も少し少ないのだろう。この程度なら我慢できる。
|
|
回廊の両側は今を盛りとボタンが咲いており、自由に回廊の外に出てゆっくりボタンを鑑賞できる。
|
|
本堂の入口で自由に鐘が撞けるようになっており、この列に並んでいううちに連れのノマさんとはぐれてしまった。
|
|
本堂をしばらく探し回ったが分からないので先に行っているだろうと思い五重塔へ行く。ここにいれば奥の院へ行ったとしてもまた戻ってくる場所なのでここでしばらく待つがそれでも通らない。仕方なく出口まで行ってみるとここでノマさんが待っていた。
|
|
帰りは道標で曲がってから上に行かねばならないのに下に下ってしまい、すぐ国道に出てしまう。浄水場を過ぎてしばらくしたところで国道沿いに旧街道の案内板が立っており、その横に「緑の道標」と書いた石柱が立っていた。
|
|
所々国道からそれて旧街道になるが、この街道のはずれにもう廃屋になった家の前に「右 いせ」と記した石碑が置いてある。
|
|
榛原で少し迷い、クリーニング屋さんの奥さんに道を聞くとどうやら前の信号まで引き返したほうがよさそうだ。引返していると御主人が車で追いついてきて、わざわざ地図を書いて教えて頂く。そのうち伊勢本街道と書いた看板のある通りに出て、もう大丈夫だ。
|
|
有名な旅籠あぶらやは思ったより小さな建物だが、「本居宜永公宿泊」と書いた看板が掛かっている。建物の左端にお地蔵さんが祀ってあり、先ほど通りかかった小学生がここで手を合わせていた。
|
|
あぶら他のすぐそばの辻に古い道標が立っている。左・・・・ 右いせ・・としか読めない。
この先のガードをくぐり、前回仏隆寺からの帰りに歩いた道を行くと突き当たりに榛原駅が見えてきた。
|