伊勢本街道5(榛原−山粕東口)(奈良)

1.玉造神社−花園   2.花園−尼ヶ辻  3.尼ヶ辻-桜井  4.桜井−榛原 
5.榛原−山粕東口 6.山粕東口−伊勢奥津 7.伊勢奥津−柿野  8.柿野−相可 
9.相可−田丸  10.田丸−伊勢神宮

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2011.10.24

10.24 榛原7:55−9:30千本松−11:05石割峠−(道間違え40分ロス)−12:30専明寺(昼食)13:00−14:10山粕峠−14:45山粕東口

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10月24日(月)曇時々晴
墨阪神社正面の橋 榛原駅横のコンビニで買い物をした後線路沿いに東へ進み、バス道より一つ手間への辻を右に折れる。これが旧街道なのだろう。宇陀川に突き当たって右に曲がると赤い橋があり、これを渡る。
墨阪神社 橋を渡った正面が墨阪神社でここにお参りして今日の無事を願う。
弘法大師の石清水 バス道に出てここから高井を目指す。このバス道は仏隆寺から榛原駅まで歩いた時に一度通っている。少し歩くと右手に弘法大師の石清水があり、100円玉でも入れればポリタンいっぱいぐらいの水が出るようになっているのだろう。
弘法大師爪書き不動尊 さらに川沿いを歩き自明バス停を過ぎて少し行くとやはり右手に弘法大師爪書き不動尊があり、本当に爪で書いたような磨崖仏が祀ってある。
伊勢本街道の道標 すぐ右手に伊勢本街道は右へ入るようにという道標があるのでそれにしたがって右へ行く。
倒木の杉林 倒木だらけの歩きにくい杉林に入り、その後も水がたまってどこを歩けばよいか分からぬような道を歩かされる。
バス通りに合流 左手下にバス道が見えてきたなあと思うと、結局元のバス通りに合流する。
高井の分かりにくい道標 見覚えのある高井のバス停があり、仏隆寺はこれを右折れだが、伊勢本街道はどう行けばよいのかこの標識では非常に分かりにくい。
仏隆寺との分岐点 やっと仏隆寺との分岐点に到着し、ここから右手の坂を上っていく。
千本杉 人家の全くない杉林の中を歩いていくと、前方に異様な杉が見えてくる。あれが千本杉だ。一見したところ杉が根元から何本にも分かれているように見えるが、実際は古井戸の周囲に植えられた何本もの杉が根元で癒着した連理杉とのこと。何と16本の幹に分かれているそうだ。
ボタン 千本杉と別れて東へ進んでいくと、諸木野集落の少し手前に伊勢本街道諸木野関跡と書いた石碑と説明板が立っていた。
諸木野川沿いの風景 諸木野を過ぎて諸木野川沿いに歩いていく。いずれ前方の山を越さねばならない。それが石割峠になるのだろう。
石割峠 山道に入って道幅も狭くなり、笹をかき分けて登っていくとその最高点が石割峠。石割峠の標識の下に伊勢本街道最高地点と記されている。この後まだまだ峠があるが、どれもこれより低いということだ。
曽爾高原、大阪、榛原の標識 石割峠を降りてまた車の道に合流し、その後専明寺の境内に入る道を見過ごして橋まで来てしまった。標識には右は曽爾高原、大阪、榛原と書いてある。榛原から来たので逆の左に行ったのが運の尽き。やがて田口元角川と書いてある。かなり北に寄りすぎているような感じがして人家で聞こうと思っても空き家が多い。やっと橋まで引返して三叉路から左に行けと言われて引返す。この間40分のロスタイム。
専明寺境内 橋まで引き返すと上の方にお寺が見える。あれが専明寺だろうと見当をつけていくと専明寺で、中に入ると伊勢本街道の道標が立っていた。安心して境内を出てあたりで昼食。
大きな看板 専明寺から少し行くと分岐点の左にとても大きな伊勢本街道の看板が出ている。この先に黒岩というところを通るが、黒岩高原と称されているようだ。
黒岩高原 いかにも高原と言っても似つかわしいような場所を通る。稲はもう刈り取った後だが、イノシシや鹿が入らぬように延々と柵と網で囲ってあるが、大変な手間だろう。そのうちに両側の山が狭まってきたところで写真を撮ったので、少し高原の感じが薄れてしまった。この先の山を越すところが山粕峠だろう。
山粕峠 大した登りもなく山粕峠に着いたが、山粕峠の標識の横にガールスカウト100周年記念畝傍駅−伊勢神宮100kmウォークの標識が立っている。ガールスカウトもたいしたもんだなあ。
山粕峠 山粕峠は下りのほうが厄介で、水が流れる石ころだらけの坂道や倒木に邪魔されながら車の道に出る。
細田神社 車の道に下りる前に細田神社という大きな看板があり、社殿がない。あたりを見回すと岩の下が神社のようになっていて、大黒様とえびす様が祀ってあるそうだ。
問屋屋敷の跡 間もなく山粕の問屋屋敷の跡という石碑があるが、何の雰囲気も残っていない。
メダカ街道 山粕の集落に入っていくと、釣瓶の家族に乾杯で紹介されたメダカ街道があり、あちこちの家の軒先でメダカを飼っている。横を流れる川にもメダカがいるのかと思ったが、川にはもういないとのことだった。
メダカ街道 山粕東口のバス停に着いたがバスが来るまでまだ2時間も待たねばならない。この上の家がほとんど立っていない団地に上がってみると曽爾の鎧岳と兜岳が正面に見えた。

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