【関西百名山】比叡山(京都、滋賀)


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2011.11.16

11.16 修学院駅09:15−11:50山上バス通りー12:05山頂駐車場−12:20大比叡・比叡山頂上12:50−13:25延暦寺東塔−15:05京阪坂本駅

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11月16日(水)晴
修学院駅から音羽川に出て、川に沿って真っすぐ歩いて行けばいいのに道なりに歩いたため修学院離宮の前に出てしまった。許可証を持った観光客が10数人開門を待っていた。ここから右に折れて音羽川に戻る。
音羽川と比叡山 修学院離宮
 
音羽川沿いを少し行くときらら坂と書いた道標がある。今日は雲母坂コースを歩くのだ。前方の登山口付近には5,6人の男性登山客が見える。
きらら坂の道標 登山口付近
 
この登山道はほとんどがU字溝かV字溝のようになっていて、道の両側の風景を見えるところが少ない。最近は誰も追い越さないようにしている(というより追い越せない)が、前の男性陣が休憩のためか立ち止まってしまうのでこれを追いこして行く。この後、皇宮警察本部の立ち入り禁止と書いた鉄条網で囲われた土地あたりで3人組の若い女の子に追い越される。
U字型の登山道 V字型の登山道
 
京都トレイルと合流したらしく東山69の道標があり、東山72の場所で左手の細い道に入り、後醍醐天皇の近臣でここで戦死した千種忠顕郷銅像の前を通る。道はすぐ元の道に合流し、間もなくロープウェーの下を通る。ちょうど上から誰も乗っていない車両が下っていくところだった。
千種忠顕郷銅像 ロープウェー
 
「このスキー場を横切ってください」と書いてあるところでスキー場を横切ると左手の見晴らしがよい道がしばらく続く。西山方面が一望で愛宕山もよく見えている。
スキー場 愛宕山
 
道標があるが、延暦寺やガーデンミュージアム、バス乗り場等の案内ばかりで比叡山の案内がない。とにかく頂上は上なので京都一周トレイルともお別れし、右に折れて坂を上る。坂を上るとまた車道があり、ここの道標も同じように山頂バス乗り場やロープウェー山頂駅、ガーデンミュージアム等の案内で比叡山頂上の案内がない。ここも上り坂を上っていくと、逆に上から下りてくる人が多い。ロープウェーでも着いたのかな? 突当りはガーデンミュージアムの入口になっており、切符売り場の係員に山の頂上への行き方を尋ねる。
道標 道標
 
また下の道標まで下って右へ行くと広い駐車場が見えてくる。正面のガードレールのところを登れば頂上らしい。駐車場の右手から回って行くと、眼下に琵琶湖と琵琶湖大橋がよく見えている。
頂上駐車場 琵琶湖
 
ガードレールの道は鎖が張ってあり、車は入れないようになっている。この道を上がり、右に曲がって尾根を左に折れるとコンクリートの大きな水槽がある。この裏手の丘が頂上のようだ。上がるとすぐに頂上で一等三角点の標石が立っている。周囲は木が茂っているので見晴らしは悪い。
貯水槽 比叡山頂上
 
水槽の横に朝日放送と関西テレビの比叡山中継基地と書いた鉄塔があり、この周囲で弁当を食べる。尾根の逆方向から人が4人ほど上がってきて、ここが頂上ですか?と尋ねてくる。延暦寺のほうから来た人だろう。食後この尾根を東に進むとすぐ突当りになる。もっとよく確かめればよかったが、これ以上行けないと思って広い道を左に折れて行くと先ほどの駐車場に出てしまう。売店の人に聞いても「頂上経由で延暦寺に行けるよ」というだけで、客の応対に忙しい。この横にもガーデンミュージアムの入口があり、ここで尋ねると「当社では山頂から先のことは分かりかねます」という返事。もう一度山頂に戻って突当りの建物まで行って見ると、横を人が通れるようになっている。この建物の横を通って尾根を東に進む。
東尾根突当りの建物 尾根筋
 
しばらく行くと左に細い道があり、ビニルテープに東塔と書いてある。道標は何もないが、この細い道を左に下っていくと間もなく古い廟のような建物がある。とりあえず延暦寺の境内に入ったようだ。階段を下りていくと色鮮やかな建物が見えてきて中に入ってみると阿弥陀堂とその横に東塔が立っている。
延暦寺の境内か 東塔
 
延暦寺でもっとゆっくりしたいが、頂上付近に道標がないため何度も迷って思わぬ時間を取られたのであまりゆっくりできない。大講堂の前を通って根本中堂へ行く。この根本中堂のところで今日一番きれいな紅葉を見ることができた。
根本中堂 紅葉
 
後は坂本へ下る道だ。人の多い下り道を歩いていると左手にさらに急な道がある。ちょうど寺の関係者のような人がいて、坂本に下る道を尋ねるとこの急な道だという。この道に入ると急に人は全くいなくなる。法然堂を過ぎて少し行くと「坂本へ」という道標があった。どうしてこういう道標をもっと上に立ててくれないのか。道は車が通れるほどの幅があるが、異常に荒れている。まるで水が流れていない沢のように石がごろごろで歩きにくいところも多い。
道標 荒れた道路
 
琵琶湖に向かって下りているのだから琵琶湖が見えて当然だが、ほとんど見えない。足元が悪いので気が付かないのかもしれないが。だいぶ下って人家が見えるところまで来ると琵琶湖の向こうに先月登った三上山が見えている。
ごくまれに姿を見せる琵琶湖 三上山が見える
 
まもなく日吉大社の赤い鳥居が見えてくる。ここにも立ち寄る予定だったが、予定時間が過ぎているため入口から覗くだけにする。ここは十分紅葉しているようで、日が当たるときれいに見えるのだろう。幅の広い坂本の道を下っていく。車でごった返している竹林院入口も素通りして下っていくと、すぐ右手に京阪坂本駅があった。
日吉大社 坂本の街
 

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