【関西百名山】由良ヶ岳(京都)


map

2012.09.22

09.22 由良登山口7:50−10:00西峰頂上ー10:35虚空蔵菩薩10:50−12:30由良登山口

写真枠に×が出て写真が出ないときは再読み込みして下さい。(写真をクリックすると拡大されます)
9月22日(土)晴
由良山荘の奥の方に車を停めようと思って行ったが、山荘の裏がすぐ登山口になっていて置く所がない。引返すとタンゴ鉄道を渡ってすぐのところに駐車場があった。主面に由良ヶ岳を見ながら歩いていくが、左右は湿原になっていて水鳥がいくつか見える。
駐車場 由良ヶ岳
 
丹後由良荘の手前にも同じような建物が立っているがここはもうやっていないのか、あまり人の気配がしない。由良荘の方は駐車場にいくつか車も止まっていて宿泊客があるようだ。この裏の登山口に山の案内所という建物があり、簡単な案内図がおいてあったので一枚もらってきた。
丹後由良荘 登山口
 
すぐに山道で入ると一合目の標識があり、続いて二合目の標識があるが、道の状態は非常に悪い。砂岩が雨水で削られたままで、途中に大きな段差がいくつもある。途中で雨水を横に流す溝か土止めの丸太を1本斜めに置くだけでもこんなひどい状態にならないと思うのだが何もしてない。
二合目 えぐれた道
 
三合目を過ぎると道はましになり、四合目はなぜか3/6と書いてある。ここは炭焼き釜の跡と書いてあって後ろに丸い穴が開いていた。五合目はちょうど切株があり、木陰になっていてここで一服。
四合目 五合目
 
さらに登っていくと工事中の林道に出会う。この上にきれいに枝打ちされた杉林が広がる。いい加減に六号目があってもよいのにと思うが見つからず再度林道に出会う。帰りに注意していると林道の少し下に六合目の札が立っていた。
杉が立ち並ぶ 下の林道
 
土質の状態が変わってきて、下は砂で滑りそうだったのに上に来ると粘土質でよく滑りそうになり、いくつか靴の滑った跡が付いている。その後も何合目の標識は見つからず、一杯水の看板が見えてくる。矢印だけで何分ぐらいかかるのか分からない。帰りに注意していると道がよく滑りそうな途中に八合目の札があったが。七合目は見つからずじまい。
上の林道 一杯水の標識
 
稜線に着く少し手前で上から若い男二人が降りてくる。まだ9時台なのにもう下りだ。稜線に着くとここが9合目になっていて、東峰0.5km、西峰1.3q、由良登山口3qの標識が立っている。この下の小さな標識には左5分で東峰頂上585m(虚空蔵菩薩)、右10分で西峰頂上640m最高峰と書いてある。地図では東の585mピークは西峰に行くのと同じかまだ少し遠いぐらいだ。下で貰ってきた地図を見ても東峰は西峰より少し遠そうでここの説明と大きく食い違う。。
稜線に到着 この記載と地図と大きく違う
 
とりあえず最高峰のある西峰に向かう。道は平坦で歩きやすい。まもなく左手が開けた場所に出て、いろいろ看板があるが、まず大きな休憩小屋が目につく。雑草が茂っていてあまり使われた形跡はない。
縦走路 休憩所が見える
 
不思議に思って手前の杭を見ると林道神漆原和江線と書いてある。ここまで林道が付くのだと気付く。ここが頂上の終点になるのだ。大きな案内図があるのでそれを見ると現在位置まで赤い線で林道が示されている。山の南西側を通っているので登りに出合った林道とはまた別か? 稜線の案内は西峰(標高約640m)まで0.5km、東峰(標高約640m)まで0.6q、東峰は別名虚空蔵菩薩、「地元では子供が13歳になったら参ったそうな」と書いてある。標高585mのピ−クに△印は付いているが名前は書いてない。
林道の標識 案内図
 
まもなく西峰頂上。由良ヶ岳という大きな立て看板とは別に由良ヶ岳最高峰、標高640m、関西百名山と書いてある。わざわざ関西百名山と書いた標識は珍しい。
西峰頂上 関西百名山の標識
 
海が真下というわけにはいかないが、木の茂った向こうに栗田湾が見え、その左手に天橋立(中央の水平になった長い島)が見える。
栗田湾 天橋立
 
来た道を引き返し虚空蔵菩薩に向かう。頂上には祠がこれが虚空蔵菩薩だろう。確かにこの写真を撮った記憶があるのにカードからデータが抜けている。番号も一番飛んでいるので何かの拍子に抜けてしまったようだ。先客が一名大きな望遠レンズをつけて由良川の河口付近を狙っている。東野遠くに三角錐の高い山が極うっすら見えたがあれが多分青葉山だろう。縦走路のこれより東はどんどん下っていくのであまり行く気がしない。今日中に帰り着きたいし、今日はこれで止めておこう。下り道で女性2人が登ってくるのに会って、今日会った登山客は5名。下りも思ったほど滑らずに降りることができた。
東峰から見る西峰 由良川河口
 

年代順  ホームへ  
inserted by FC2 system