山の辺の道(桜井−天理)(奈良)


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2013.04.14

04.14 桜井駅9:00−9:55大神神社ー10:30檜原神社−11:35崇神天皇陵(昼食)11:55−12:55西山塚古墳−13:30夜都岐神社−14:10石上神宮−15:05天理駅

4月14日(日)晴
山辺の道を歩きに出かけた。北山辺の道は昨年5月に歩いたが、肝心の山の辺の道は歩いたことがなかった。日曜なら人が多くて迷うことが少ないだろうと思っていたが、このコースは道標が完備されていて迷うところがなかった。桜井市の市街地ほタイル張り歩道には山辺の道のタイルが埋め込まれていて分かりやすい。仏教伝来碑の前を通って金屋の石仏に向かう。この石仏は立派な建物の中に保存され、ガラス戸越しに中を覗きこむようにして見る。
山辺の道のタイル 金屋の石仏
 
ちょっと山道のようなところを歩いて平等院に着く。ここは3月のラジオウォークの時に見ているので、さらっと見て次の大神神社に向かう。大神神社はやはり人が多い。
平等院 大神神社
 
次いで檜原神社。このあたりは奈良盆地を見渡す場所で、大和青垣国定公園に指定されている。3月に来たときは天気が悪く何も見えなかったが、今日は正面に二上山が見える。
檜原神社 二上山を望む
 
穴師集落の途中に「神籬」(ひもろぎ)の説明板と小さな祭壇のようなものが作ってあった。この一角は小字名が「ヒモロギ」らしいが、神籬とは神祭りの古い形式と記されている。まもなく景行天皇陵。すぐ横には「ろ号陪塚」とかかれた倍塚がある。11時半だからそろそろ昼飯だが次の崇神天皇陵まで行ってみよう。
景行天皇陵 景行天皇陵陪塚
 
崇神天皇陵の濠まで写してみようと思うとこんな近くまで来ないと濠が見えない。この天皇陵前にも小公園が作ってあったので、そこで弁当を食べる。
崇神天皇陵 崇神天皇陵前の小公園
 
次いで長岳寺だが、手前の帰路から入ってしまったので帰りは参道を歩いた。350円の入場料を払って入ってみる。ここも需要文化財がとても多いお寺だ。大きな楼門をくぐり本堂、拝堂を見て回り、大きな大師像の前にある鐘堂で鐘を撞かせてもら。
長岳寺楼門 長岳寺の鐘堂
 
道標にはずっと中山廃寺と書いてあったが、どこにもそんなものはなく、広場の真ん中に大和神社御旅所と書いた柱が1本立っている。何か説明が書いてあったが意味がよく分からない。だいたい中山廃寺の説明が全くないのはなぜだ? この周囲にちょっとした森のようなものや空き地などがあるから、ここらへんに中山寺という寺でもあったのか?
大和神社御旅所
 
念仏寺の前で右に折れていくと古墳が2つ並んでいる。西山塚古墳と波多子塚古墳。波田子塚古墳は真上を除いて農地にされてしまっているようだ。この古墳の間に衾田陵が最大と書いてあったが、どこにあるのか分からなかった。
西山塚古墳 波多子塚古墳
 
あまり環濠集落らしくない竹之内町環濠集落を見て夜都岐神社に着く。ここから先は一度歩いたことがありそうだ。夜都岐神社は珍しい茅葺拝殿。次いで永久寺跡。明寺の廃仏毀釈ってなんでそんなことしたのかなあ。昔は大伽藍を誇った寺だそうだが今は池が残っているだけ。
夜都岐神社 永久寺跡
 
やがていつも放し飼いされている鶏の姿が見えて石上神宮に着いたと分かる。半市街されている鶏は静がだが小屋に入れられている鶏がけたたましい声で鳴いている。元は誰かが捨てて行ったものだが今では神のお使いとして大事にされているいう。拝殿と旧拝殿を回って外に出る。
石上神宮 国宝の旧拝殿
 
神宮出口から振り返る。この石上神宮はなかなか広い。天理駅に行く道が途中で分からなくなり、天理教の上っ張りを着た女の子に道を聞いて途中まで案内してくれる。アーケードのかかった商店街に出るともう安心。ここの商店街はシャッター街とは違い活気がある。近くにスーパーなどがないのだろうな。
石上神宮出口から振り返る 天理市商店街
 

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