1月26日(金)晴 |
アンコールワットの観光基地はシェムリアップという町。昨日の日本時間11時に関空を出発、ホーチミンで乗り継ぎ、夜ホテルに到着。
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朝8時半にホテルを出てバスでどんどん奥に入り、クバールスピアンへ向かう。広い駐車場にマイクロバスが止まると現地の物売りの女性が機織物を持っていっせいに集まってくる。誰も相手にせず歩き始めると「マタカエリネ」と片言の日本語で去って行く。
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森の中の道はよく踏まれた道だが、ところどころ赤ペンキの塗った木があり、その木より外側はまだ地雷除去が終わっていないそうだ。
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奥に入ると小さな谷川があり、横の岩に像が彫られている。ガイドはいろいろヒンドゥー教の説明をしてくれるがややこしくて理解できない。要するにヒンドゥー教の聖地で、昔は王様がここまで訪れ、この水で身を清めたそうだ。 |
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川底にもリンガが多数掘り込まれている。リンガとは男性器の象徴で、ヒンドゥー.教信仰の対象となっており女性器の象徴である四角形のヨニと組み合わされて多数掘られている。
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この川の下流には滝があり、現地の住民が水遊びしていた。駐車場まで引き返し、休憩用の屋台でおにぎりの弁当を食べる。この間もまた物売りの女性の攻撃が激しい。
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食後またバスでヒンドゥー教寺院遺跡のバンテアイ・スレイに向かう。
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この寺院はレリーフが繊細なことでよく知られ、門を入ってすぐのところにその一部が置いてある。
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参道に石灯籠のように立っているのはリンガだが、言われないと気がつかない。
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その奥に3本の塔を持つ寺院が建っている。この建物は一面に繊細なレリーフが施されている。
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一旦ホテルに戻り、シャワーを浴びてから夕方再度出発、山上寺院プノン・クロムに向かう。石の階段と緩い坂道で標高差百数十m。中腹から下を見下ろすと川岸に民家がへばりつき、トレンサップ湖まで延びている。
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山上近くに新しい寺院が建っていて、その少し上にいかにも古い感じの石造寺院があり、倒壊防止で木枠があちこちに当ててある。これが山上寺院プノンクロムだろう。
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その先の斜面の先から琵琶湖の10倍というトレンサップ湖に沈む夕日が見える。全く雲がないため夕焼けもなし。
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