10月21日(火)晴 |
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周参見駅付近にも大辺路の案内は全くないが、駅前を線路沿いに東に歩いて行くと国道42号に出る。近大水産学部の施設の看板が立っているところから海岸線で、水平線が広がる。このあたりを小串の浜、このすぐ先が大串の浜というそうだ。
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すぐ先の左手に大きな生コン工場が見えているが、この前に大辺路の案内板があり、ここから左へ馬転坂に入るようになっている。
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すぐ右手に大辺路の道標があり、急な坂を登ると道は2つに分かれる。ここは案内板がないがたぶん右手と見当をつけて行く。非常に狭く急で馬も歩きにくいだろう。少し行くと草原になり、海が見えるところには観音像が立ち、ベンチも置いてある。このあたり一帯は新しく切り開かれたようで左手の山肌には大きく削った跡がある。ここから道は広くなだらかになり、大辺路の案内板もたくさん立っている。
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42号線と平行な旧道に出て、この道が国道と一緒になるとすぐ大辺路長井坂の大きな案内板がある。長井坂へはここを左に入る。
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車道から左へ大辺路の道標があり、左に入ると車道に沿って歩く道ができている。「和深川王子450m」の表示があるところからは道も狭く、鹿除けネットの開閉などで歩きにくい。和深川王子は下の車道を歩くほうがずっと早そうだ。
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丸山の掘割をを過ぎてしばらく行くと右手に「熊野古道和深川口迂回路登り口」と書いた地図があり、道路にはペンキで右手に下るよう矢印が書いてある。小さな橋を渡ると山道の登りが始まる。
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尾根に出るとすぐに左の急斜面にロープが張ってあり、上が展望台と書いてあるので行ってみたが、樹林がほんの僅か切れているだけでほとんど何も見えず。やがて道の駅「イノブータンランド」に下る道の道標がある。
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尾根道は平坦で歩きやすいが、木が茂っていて枯木灘が見えない。展望のよい場所で昼飯にしようと思っていてもなかなかそんな場所がない。
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やっと海が見える場所があり、この路上で昼食にする。この間に男性が一人、逆方向から女性が一人通り過ぎる。
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昼食を摂った場所以後は、木の間越に絶えず海が見えている。「ずっと右手に見える島」と説明版に書いてあった島は確かにいつ見ても右手に見える。
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下り坂を歩いて行くと左手に舗装道路が見え、やがてこの道に合流。右手には高いアンテナ塔が立っている。もう杖は要らないと思って置いて来たら、すぐまた車道から右へ逸れる。
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舗装道路から逸れて急な道を下るとすぐ下に線路と海が見え、長井坂登り口に着く。見老津の駅はもうすぐそこ。
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見老津駅前の国道は車の往来が激しいが、とても眺めのよい海岸が広がる。西の方を向かって写真を1枚撮る。
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