4月17日(土)晴
小辺路はテントがあれば3日で行けるそうだが、体力がないので民宿を利用し、4日間かけてゆっくり歩いた。 |
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高室院前でバス道を横切り、金剛三昧院と書いてある狭い道に入る。やがて金剛三昧院の入口があり、小辺路はここを右折れするが金剛三昧院に立ち寄り、本堂にお参りしてから出かけた。この多宝塔は国宝になっている。
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元の道に戻って山手に登って行くと轆轤峠で女人道と出合う。
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しばらく女人道と一緒だが真別処分岐で女人道を見送り、薄峠まで登る。薄峠で林道と別れて階段もある急な道を下っていく。下りきったところに赤い鉄橋があり、付近は桜がきれいに咲いていた。
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橋を渡って登って行くと林道と出合い、これに沿っていくと大滝の集落があり、トイレと休憩所が設けられていた。この休憩所を過ぎるとまた植林帯の中の道を登っていく。
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まもなく前方に龍神スカイラインが見えてきて、これに合流する。
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20分近く竜神スカイラインを歩くと水ヶ峰入口の道標があり、竜神スカイラインと別れて急な山道を登っていく。
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風で桧の枝が揺れると氷のかけらが降ってくる。未明まで降った雨が凍ったようだ。また部分的に雪になったのか、大木の陰にはまだうっすらと雪が残っていた。
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水ヶ峰と書いた石標のすぐ近くに立つ道標地蔵。「右ハざい志ょみち・・・・左くまのみちこれよりほんぐうまで・・・」と書かれている。
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林道タイノ原線に合流し、これよりしばらく林道を歩く。この林道は見晴らしがよく、車もほとんど走らないので道幅が広くなっているところでリュックを下ろし、昼食にする。
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平辻に立っている道標地蔵。字はよく読み取れないが、左は在所道、右が熊の道であることが分かる。
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正面に、明日越えねばならない伯母子岳が大きく見える。
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左に曲がればすぐ下が大股だったが、宿の広告が直進するほうに書いてあったため間違って直進してしまった。車道は非常に迂回しながら下るので、とても大回りさせられた。
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やや時期が遅く開ききった花が多いが、こぶしの花がたくさん咲いている。
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下りきったところは大股と野迫川温泉の中間地点だが、渓流に桜が咲きとてもきれいだった。
歩いている最中は誰にも出会わなかったが、同じ宿に土浦から来た倉さんが1時間ほど後に到着。同じコースを歩いてきたそうだ。
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