5月9日(水)晴たり曇ったり |
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朝天王寺では雷が鳴って雨が降り出し心配したが若狭に着くころはほとんど降っておらず薄日もさす。瓜割の滝入口から今回は瓜割の滝には寄らず国道の下を渡って前回右折れしたところまで引き返す。ここが今日の鯖街道起点になる。ここから昔の街道筋を歩く。 |
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すぐ国道を渡り歩いていくと左側の広場に大木が立っていてその下に可愛いお地蔵さんが2つ並んでいる。右手を見ると熊野神社の鳥居があって参道が奥へ続いている。今回はここはパス。 |
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その少し先に信主神社があり、鳥居をくぐるとまず舞台があり、その奥に拝殿がある。境内も意外に広い。祭りの時にはこの舞台で踊りでも披露さされるのだろうか。 |
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この後はまた国道と並行した旧街道筋をどんどん歩く。今日は前回と違ってモヤガかかったようで遠くの若狭の山がよく見えない。間もなく国道と合流するが、国道は大きなトレーラーなどがよく通り、歩道が左右のどちらかにしかないことが多いので、探してその上を歩く。 |
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まもなく珍しく鯖街道の大きな看板が出ている。「福井県上中町 鯖街道 京まで十六里 義民の里」と書いてある。NETで探してみると江戸時代初期、増税と労役で疲弊した農民を救おうとこの地の庄屋が年貢軽減の訴えを起こし、聞き届けられたが、磔の刑に処せられたと記されている。このすぐ右手が熊川宿の入口になっている。 |
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熊川宿は今でも若狭の伝統的建築物が並んでいる。こういうところで生活する人たちは好きなように改築することもできず、なかなか大変だろう。中央部は道の右手に水路があり前川と書いてあった。この写真は振り返って撮ったのだろう。 |
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最後に国道筋に出ると道の駅があったが、今日は食堂や特産品売り場は休み。弁当を食べるのに支障はない。考えてみれば駐車場はここだけ。祭りの日などは全く駐車場が足りないだろうにどう対応しているのだろう。ここからしばらく国道を行き寒風トンネルをくぐる。 |
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トンネルを越して少し行くと左手に国道と別れて大きくカーブしながら舗装道路が続いている。ここを登っていくとやがて水坂峠。少し下りかけたところに高島トレースの標識が立っている。そしてこの右手に二ノ谷山登山口があった。 |
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峠を下ってくと少しずづ民家が見えてくるが、奥の方はほとんど廃屋になっている。最近はこういう交通の不便なところは廃村になっていく例が多い。やがて前方に右手に朽木、左手に今津の道路標識が見えてくる。今日の目的地保坂だ。交差点に休憩所のような店屋があり、「ちょっと一息鯖街道 お食事コーヒー 保坂」の看板が出ていた。 |
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